話すのではなく、読むことで克服するどもり

昔からどもりがひどく、人前で話すことや人と話すことが苦手でした。
克服するために思いついたのは、多くの人とどんどん話せば治るかもしれないということです。

 

そこで友達や家族と積極的に話し、仕事も接客業を選びました。
半年程経過したころ気づいたのは、どもりが治っていないという事実です。

 

話しても治らないのであれば、他にはどうしようもなく、気分転換に読書をしたのが克服のきっかけでした。
活字のみの厚い小説を黙々と読んでいるうちに、言葉の言い回しを学んだのです。

 

意識的にではなく、読書に夢中になるうちに頭に入ってきたのです。
作者が読者に伝えたいことは何なのか、この言葉をなぜこのタイミングで使ったのかなど、知らず知らずのうちに理解できるようになりました。

 

そのうちに、どもる理由が見えてきました。
何かを話す時、話したい内容がまとまっていないのです。

 

話の起承転結がごちゃごちゃで、尚且つそれを表す言葉が乏しく、何からどうやって伝えるのがいいのか分からないまま発言していたと気づきました。
そこで、小説のように話したい内容に起承転結をつけることにしました。

 

必要以上に説明的にならないよう、簡潔に話す努力もしました。
すると、こちらが伝えたい内容がスラスラと出てくるようになったのです。

 

次に話すことが頭で整理されているのでつまずくことがなくなりました。
そして小説を読んだことで得た言葉も難なく使えるようになりました。

 

どもりを治す方法が、話すことではなく読むことだとは驚きました。

 

数年経ち、まれにどもりがでることもまだあります。
しかし昔と比べると、どもりと言うよりはつまずきに近く、年々改善されていることを実感しています。

 

どもりに悩んでいる方は是非読書することをお勧めします。


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