どもろうと思うと逆にどもりが軽減する

私は子どもの頃から吃音があり、言葉がどもって流暢に話せませんでした。
国語の時間に音読をよくやると思うんですが、本当に地獄でした。

 

授業中に言葉がどもっていることを隣の男の子に笑われて、その場で泣いてしまったこともあります。
先生に「あなたはどもるのに授業中も積極的に発言するので偉い」だとかなんとか慰めて貰ったりもしましたが、かなりのトラウマになり、それ以降は人前で話すのが怖くなりました。
それが小3の頃です。

 

 

私は大人になってもどもりが治らず、一番困ったのは就職活動と就職してからです。
電話対応や朝礼でのスピーチなど、どもりの自分にはキツイことだらけでした。
結局精神を病んで1年で退職して、家で吃音について色々と調べていました。

 

それで、国立障害者リハビリテーションセンターというところが、
吃音の研究をしていたり、吃音の治療をしているとわかったので、手紙を書いてみました。
するとメールで返事が来て、施設に呼んでいただきました。
それで、実験の被験者になったり、吃音を改善するリハビリをやったりしました。

 

そこで色々相談しているときに気がついたのですが
吃音の症状を見せようと思って少し「どもって見せなくちゃ」と思う瞬間があったんです。
でも、そういうときに限ってどもらないんです。
普段はもちろん「絶対にどもってはいけない」という意識があります。
そういう心理のときはどもります。
なので普段から「どもろう」と思うことが、もしかしたら改善につながるのではないかと個人的に思うようになりました。

 

ちなみに国立障害者リハビリテーションセンターでは
どもるメカニズムをビデオで教えてもらったり、
どもりそうになったら息を少しずつ吐きながら発音するなど、吃音を軽減させる発声練習をしたりしました。
興味のある方は行ってみるのも良いと思います。
しかし、そこの言語聴覚士さんがおっしゃるには大人の吃音は完全には治らないそうです。
でもリハビリで軽減できるように頑張りましょうということでした。

 

私は思うのですが「どもろう」「どもったほうがむしろ天才っぽくて格好良い」くらいに思って
常にどもろうどもろうと思うことが改善につながるような気がするんです。
私は実際、今完全に開き直っています。
すると、雑談では全く気づかれないほどにどもりが改善しました。
心理的にも楽になりました。
全ての吃音者に有効かどうかはわかりませんが、是非一度、試していただきたいです。

 

イギリスでは、少しどもって喋るのが、知的で格好良いとする考えがあるみたいです。
もちろん彼らは吃音ではないと思いますが、そんな感じで、自分の吃音をかっこ良く見せていこうとしても良いのではないでしょうか。
私達吃音者はどもったとき、すごく落ち込みます。
地獄に叩き落とされたような気分になります。
でも今の私は「どもったほうが知的」「かっこいい」と考えるようにしていますね。
そうすると気が楽になって、ストレスも少なくなり、吃音も軽減されます。

 

参考にしていただけたら嬉しいです。


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